経理コンサルの成果物、何を提供する?<研究会コンテンツ活用術>

このコラムでは、研究会が提供するさまざまなコンテンツの使い方や活用方法などを解説いたします。

 

経理コンサルで最も重要なのは、業務改善によってお客様の業務負荷を軽減したり、安定した業務を行えるようにすることです。

しかしながら、実際に業務を行っていない経営者からすると、

「コンサルを受けてどの程度の効果があったのか?」

という事を捉えることは難しく、満足していただけない可能性があります。

そこで、経理コンサルでは経営者にも目に見える形で成果物を提供することで、納得感を得ていただくことができます。

代表的な成果物は下記のようなものになります。

①業務を可視化する資料

業務フロー図、業務記述書など、改善の前後の業務の変化を可視化できる資料を提供することでどのような改善が行われた(またはこれから行う)のかがわかりやすくなります。
これらは業務改善を推進する為にも重要な資料となるので、作成することが望ましいです。

②マニュアル・手順書・仕様書

導入するシステムの使用方法や、業務の一連の手順を示した資料などが作られていると、従業員間の引継ぎがしやすく標準化が進めやすくなるため、経営者にも満足してもらいやすいです。
経理代行を行う場合は、業務上の取り決めなどを明確化した仕様書を提供することで、不要なトラブルを避け、理解を得やすくなります。

③効果を報告するレポート

KGI、KPIを設定して改善によってどの程度指標が改善されたのかを報告するレポートを作成すると、コンサルの効果が一目瞭然となるので効果的です。
よく利用される指標としては、業務工数、担当者の人数、期間、処理件数などがあります。
また、業務上のどのような点に問題があって、どのように解決した(または解決すべき)のかを文章で説明できるとなお良いでしょう。

④プロジェクトの進捗

成果物とは少し違いますが、改善プロジェクトを推進するにあたっての進捗を報告することも重要です。
③のレポートとは別に、最低でも月次ごとには改善の進捗を報告できると良いでしょう。
WBSや課題管理表など、プロジェクト管理のツールを用いて報告を行うとよいでしょう。
月次で簡易的なレポートを作成することも効果的です。

 

研究会ではこの中でも、次のような資料のサンプルを提供していますので、カスタマイズしながら使用してみてください。

※上記資料は会員のみご利用いただけます。

 

次回のコンテンツ活用術コラムもどうぞお楽しみに★