研究会コンテンツ活用術コラム -eBook #3-

本コラムは、研究会が提供するさまざまなコンテンツの使い方や活用方法などを解説いたします。

今回も会員限定コンテンツの中からテキストコンテンツを深掘りしていきます。


研究会では会計事務所におけるDX実現のために準備すべき手順をステップごとに整理し【eBook】にまとめました。

今回お話しするのは、ステップ④、業務プロセスの検討と再構築の有効性などについてをまとめています。

 

企業活動は 「業務」 の連続から成り、価値提供の流れをつくり上げていますが、みなさんの会計事務所において業務とはどのように定義し、取り組まれていますか?

一般的には個別に割り当てられた担当顧問先を持ち、サービスを提供しているものだと考えます。それぞれの顧問先による特性を把握し処理する専任制をとり、基本的には資料回収から決算までをその担当者が一貫して行うものではないでしょうか。

ここで問題としているのは、「業務のブラックボックス化」、「対応業務の多さ」、「組織的な進捗および品質の管理」 などで、これらは少数体制であれば気付きにくく、規模を拡大するほどにマネジメントリスクが発生しやすくなるとされています。

そこで業務プロセスの見直しを行い再構築 (Business Process Re-engineering : BPR) することが有効的なのだと記されています。業務を分解した上で共通するものをひとまとめにしたり、不要な作業を除くなど 「標準化」 を図ったり、一つ一つの業務範囲を定義し直すことで無駄の少ないプロセス構築がかない生産性向上へと繋げられると紹介されています。

方法論について 「正解」 と呼べるものがないのは言うまでもありませんが、それぞれが目指すゴールを明確にして検討し構築することこそ肝心と言えそうですね。

 

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次回も、各コンテンツやサービスなどご紹介していきます。どうぞお楽しみに★