顧問先DX分科会 – クラウドERP導入PJ Vol.7 –
分科会とは、顧問先へDX支援やサービスを提供するにあたって勉強会だけでは学ぶことができない、ナレッジおよび事例の共有、コンサルティングのフレームワークやツール等の開発を行うなどDXを推進するスキームを研究しより高い知識やスキルを習得していただくためのコンテンツです。
本セミナーレポートでは分科会の様子を抜粋しご紹介いたします。
2022 年6 月17 日 (金) 16:00 ~ 17:00 開催
テーマ:ERP提案コンペティション キックオフ
クラウドERP導入PJのテーマで進めてまいりましたが、7回目以降はいよいよ顧問先へ向けた提案書を作成していきます。この日は9社の会員事務所と、アドバイザーとして株式会社 ココペリの金丸氏にもご参加いただきました。
提案書は、参加事務所が2つのチームに分かれ、それぞれのチームで作成していきます。
サンプルとする企業はいずれも同じ企業の設定ですが、各チームに与えられた企業との関係性や、条件の異なる立場での提案書作成がルールとなっています。
Aチームは株式会社 ココペリの金丸氏、Bチームには研究会副会長も務めるセブンセンスR&D 株式会社 笹原氏がアドバイザーとして引率をしていきます。
今回は、チームに分かれての初回打ち合わせが行われ、さっそくAチーム・Bチームでは各アドバイザーによって、進行内容や方法にも違いがあらわれていました。
自己紹介に始まり和やかな雰囲気で進められたAチーム。事前に配布された企業情報の資料から、前述の自分のチームに与えられた条件を加味しながら、状況の把握とチームメンバーそれぞれが思う案をディスカッションしながら課題となっているポイントを絞り込んでいったようです。
一方のBチームでは、提案企業の社長の想いや課題について皆さんで意見出しを行ったのち、導入提案をするツールも選定したようです。そして、提案書作成をパートごとに分けた上でそれぞれ役割分担をメンバーに割り当てていった様子でした。
さまざまな事務所に所属する参加者の日ごろの経験からも意見が反映されています。分科会ならではの新たな視点や提案方法がうまれ、それぞれ自社の顧問先へのアプローチに生かしていただける機会となるのではないでしょうか。
次回の分科会ではひきつづき、進捗を確認しながらの中間打ち合わせが実施されます。
その様子はまた本コラムでご案内しますのでどうぞお楽しみに!