クラウド会計導入に役立つ2つのフレームワーク <研究会コンテンツ活用術>
このコラムでは、研究会が提供するさまざまなコンテンツの使い方や活用方法などを解説いたします。
顧問先へのクラウド会計導入を行うにあたり、どのように計画を立てればよいかわからないということはありませんか?
経営計画と同様に、クラウド会計導入の計画を立てるには
①ゴールのイメージを固めること
②マイルストーンを設定し、進捗を確認すること
という方法が効果的です。しかしながら、
「ゴールのイメージってどのように作ったらいいの?」
「マイルストーンってどう設定すればいいの?」
というところで悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は2つフレームワークをご紹介したいと思います。
1つ目は「エンタープライズアーキテクチャ」という手法です。
これは、ITによって全体最適を図る手法として知られていますが、ポイントとなるのは企業全体をビジネスアーキテクチャ、データアーキテクチャ、アプリケーションアーキテクチャ、テクノロジーアーキテクチャという4つの要素でモデル化をして、ゴール設定を行うことです。
これによって、システム導入の際のゴール設定においての「想定外」を減らすことができ、導入をスムーズに行うことができるようになります。
2つ目が「ビジネスプロセスマネジメント」という手法ですが、これは業務フローを変える場合などに、その効果などを検討しながら少しずつ理想形に近づけていくためのフレームワークです。
「ビジネスプロセスマネジメント」のポイントは「全体を一気に」変革するのではなく、業務改善のスコアとなるKPIを確認しながら、日々の業務を「少しずつ継続的に」変えていくことです。
このため、現場の負担が小さく業務改善が失敗しにくいという特徴があります。
クラウド会計の導入にあたっては、これらのフレームワークを意識しながら計画を作ると無理のない計画が立てられます。
これらのフレームワークは、比較的規模の大きな企業のシステム化で使用されることが多いのですが、研究会では中小企業でも利用できるよう、これらの実務的な運用方法を動画で解説しています。
※上記動画は会員・体験会員様のみご視聴いただけます。
中小企業でのクラウド会計導入というレベルであれば、これらのフレームワークを部分的に参考にするだけでも効果は得られるでしょう。
是非、会員専用ページからご確認ください。
次回のコンテンツ活用術コラムもどうぞお楽しみに★