製造業のデータって、ほんとはDXに向いていないのかもしれない

中堅以上規模の製造業のイメージかと思いますが、業種にかかわらず、ありがちな話が沢山含まれているのではないでしょうか。高価なERPや財務・販売管理システムが効率的に動いておらず、そのデータも活用されていないという状況は中小・零細企業でも良くある話かと思います。
また、業務プロセス全体を管理できず、機能部門毎に独自の管理を行ってしまう状況も業務改革のテーマとしては取り上げられ事が多いと思います。
DXは新たな顧客価値・ビジネスプロセスの創造による競争優位の確保というところがゴールになると思われますが、このように既存業務の最適化の時点でつまずいている企業がほとんどでしょう。
DXの実現にはゴールとなるビジョンの設定は不可欠ですが、まずは自社の現状とのギャップを分析して何から始めるべきなのかを把握する必要がありますね。