【繁忙期特別企画】新入社員 田中君の日報 最終回


税理士法人タナカックスの新入社員 田中君は会計データ入力やスキャン業務、社内利用の kintoneアプリの作成を担当しています。初めて迎える会計事務所の繁忙期を経験した田中君はどんな事を感じたのでしょうか…。

1/18 デジタルデータで資料を回収できたとしても…。

今日は年末調整の合計表作成の合間に、月次監査を行った。
昨年9月に半年分の監査を行っていたが、売上資料に不足があり担当者に連絡をしていた案件。
今年に入り不明点の回答がきたため、再び監査を行った。
基本的に各月レジから出力されたcsvデータと、csvの補足情報を入力いただいた顧客作成のExcel売上票の二点を提出いただいている。
しかし、どちらも毎月フォーマットが異なり、必要情報が不足していることがほとんど。
例えば、paypay利用分がすべてクレジット利用分と合算されている月があったり、税率・税額が記載されていなかったりと…。
資料回収自体はデジタル化できているものの活用できず、むしろ複雑になってしまうのは非常にもったいないので、担当者と相談して資料改善を行っていきたい。

1/20 チャットでの情報共有

今日は年末調整の合計表作成を行った。
出来るだけ、私でも難なく出来そうな案件を取って件数をこなしたためか、作成手順は慣れてきて一件15分~20分程度で作成完了できるようになった。
ただ、資料チェックの注意点がまだ掴めていないので差し戻しもいただいた。
皆さんが注意している点を共有するチャットがあるため、改めて皆さんの投稿を見直し、自分もそこから気をつけたいと思う。

1/21 アプリ運用での一工夫

今日は受領作業・合計表作成・決算…とてんこ盛りな一日だった。
受領作業では顧客から預かった資料の内容確認をして、kintoneのアプリに登録を行っている。
今回受領した先はkintoneに移行途中であるため、外部アプリケーションでも進捗管理を行っている。
私は外部アプリケーション→kintoneの順番で登録作業をするが、周りの社員に聞くとkintoneの登録作業を先に行うことが多いことが判明!
(どうやら先にkintoneの登録作業を行った方が効率が良い様子…)
どちらの順番で行っても問題ないが、そういったことほど、情報共有がされないままになっているのかもしれない。

年末調整という繁忙期を経験して…

昨年末から続いた年末調整業務。
社会人なりたての頃は「よくわからない書類に判を押すと年明けにお金が戻ってくる~!」という、お恥ずかしいレベルの認識しかなかった私が、どうにか合計表の作成まで行うことが出来ました。
これまで日報という形でお伝えした沢山のツールのおかげはもちろんですが、根底としては「社員の誰もが気持ち良く仕事が出来る」環境作りを、社内で常に目標として持っていたおかげだと感じています。
まだまだ勉強中の私ですが、今後も社内でのコミュニケーションを大切に、よりよい環境作りのためDXを上手に活用できていけたらと考えています。
…では、新たなDX活用を探しに、次は確定申告業務を頑張りますー!!!