顧問先DX分科会 – クラウドERP導入PJ Vol.8 –
分科会とは、顧問先へDX支援やサービスを提供するにあたって勉強会だけでは学ぶことができない、ナレッジおよび事例の共有、コンサルティングのフレームワークやツール等の開発を行うなどDXを推進するスキームを研究しより高い知識やスキルを習得していただくためのコンテンツです。
本セミナーレポートでは分科会の様子を抜粋しご紹介いたします。
2022 年7 月15 日 (金) 16:00 ~ 17:00 開催
テーマ:ERP提案コンペティション 中間打合せ
8回目の今回はチームごとに分かれて、提案書作成の各事務所の分担作業について進捗報告が行われました。アドバイザーであるAチームの株式会社 ココペリ 金丸氏、Bチームは研究会副会長も務めるセブンセンスR&D 株式会社 笹原氏が中心となり会が進行されました。
この日、Aチームでは、提案のための課題整理と解決策をまとめていったようです。サンプル企業の設定概要から、工数や時間がかかっている部分の効率化やツール連携による業務改善ポイントの検討、さらに会計事務所側でのサポートが可能な範囲を話し合われている様子が伺えました。
一方のBチームでは、検討内容ならびに資料作成をパートごと各事務所で割り振って進行しているようです。この日集まる前までに各事務所が資料を準備しており、これを基に、当日は意見出しを行いながらブラシュアップを進めていった模様です。
いずれのチームも本プロジェクトでは遠隔で各事務所が分担して進めていくため、全体を話し合ってから各自資料作成に入ったAチーム、作成資料を持ち寄り全体で整えていくBチームと、それぞれ特色があるのも興味深いものではないでしょうか。
議事録や提案設計資料など共通の方向性で進めるための手法や活用ツール、共有方法もチームごとに違いがみられました。
次回の分科会はいよいよ、コンペティション本番が開催されます。その様子はまた本コラムでご案内しますのでどうぞお楽しみに!