顧問先DX支援分科会 – 電帳法 / インボイスに対応した記帳代行2.0検討PJ 「invox」検証
分科会とは、顧問先へDX支援やサービスを提供するにあたって勉強会だけでは学ぶことができない、ナレッジおよび事例の共有、コンサルティングのフレームワークやツール等の開発を行うなどDXを推進するスキームを研究しより高い知識やスキルを習得していただくためのコンテンツです。
本セミナーレポートでは分科会の様子を抜粋しご紹介いたします。
2023 年1 月11 日 (水) 13:00 ~ 14:00 開催
電帳法 / インボイスに対応した記帳代行2.0検討PJ 「invox」検証
今回の検証では株式会社Deepwork様にご協力いただき、受取請求書データ化サービス「invox」について、オンラインのデモを中心に機能の確認をさせていただきました。
invoxは下記の2つのフローでの利用を想定しています。
Deepwork様からは事前に、本業務フローに必要と思われる機能の一覧についてご回答をいただいており、その回答を検証させていただくような形で、システムの動作などを見せていただきました。
顧問先が振込データ作成のために請求書を直接アップロードする
仕入先に依頼して請求書を会計事務所が直接回収する
注目の電子帳簿保存法関連の機能ですが、現時点でも充実した機能が搭載されているとのことでした。
特に、スキャナ保存と電子取引保存を併用する場合に区別ができるかどうかという点については、PDFの画像面積から自動判定される機能が非常に便利だと感じました。
インボイス制度への対応についてはこれから機能が実装されていく部分が多いようですが、こちらも充実した機能が搭載予定とのことでした。
新制度への対応以外では、仕訳連携できる会計システムの多さと、オペレータ処理による高精度のデータ化という点が印象的でした。
オペレータによる処理では、データそのものの精度だけでなく、AI判定のみでは修正しにくい、読み取り箇所を個別に修正ができる点が強みであると感じました。
検証したinvoxの機能の詳細については、4月14日開催の分科会で、参加者の皆様に共有させていただく予定です。
分科会へご興味がある方は、ぜひ研究会事務局までお問い合わせください。
※正会員事務所および正会員事務所の従業員様は何名でもご参加いただけます
