Excelとバッチを使ってアクセス権限を維持したままの一括フォルダ作成③
このコラムでは、研究会会員向けコンテンツ「ITツール情報Wiki」の内容を一部抜粋してご紹介しています。
顧客データを保存するフォルダを、Excelとバッチを使ってアクセス権限を維持したまま一括作成する方法を紹介しています。
長文の為、何回かに分けてご説明していきます。
概要をご紹介した①はこちら
Windowsの機能「ren」をご紹介した②はこちら
前回までの状態
① 社内ファイルサーバーに大量の顧客フォルダを新規作成する必要あり
② 作成するフォルダ構造は削除変更不可等のアクセス権限を維持したままの状態が必要
③ robocopy 機能を使う事でアクセス権限を維持したままフォルダのコピーが可能に
④ しかしこのままでは、ただの権限維持フォルダコピーのため、フォルダ名変更を行わないと 顧客毎のフォルダにならない
⑤ ren で作成フォルダの名前変更が可能に、robocopyと同じく コマンドプロンプトから変更を行う形
⑥ この robocopyとrenを一括で行うために、オートフィルを使ったExcelの作成を行う
今回の内容
今回は Excel オートフィル機能を使って、一括権限フォルダ作成と作成フォルダの名称変更を一括で行う方法を紹介をいたします。
今回のフォルダ作成の前提条件として以下の条件の場合を設定します。
・NAS Qドライブ
・Qドライブ内に
顧客フォルダがあり、顧客フォルダ内に 「法人」「個人」「顧客原義」と分かれていて
個人は あ行 か行 さ行 た行 な行 等の 五十音順 で 更に分かれている
法人は 01月決算 ~ 12月決算 までの 決算月 で 更に分かれている形
顧客原義内は 一括作成の元となる権限設定されたフォルダがあります。
顧客番号 + 顧客名称 でフォルダは管理する形です。
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