「遅ればせながら日本もDXに点火」デル・テクノロジーズ調査

今週のDX関連ニュースはデルの発表した調査結果に関するものが多く見られました。
多くの記事では「日本企業もようやくDXに取り組み始めているが、グローバルと比較するとその段階は低い」という内容でした。私が着目したのはデジタル変革の阻害要因の中で、グローバルの第3位に「データ/情報から貴重な洞察を抽出する事ができない」というものがありますが、日本にはトップ5には含まれていないという点。また、グローバルでは今後の投資対象エリアの第2位に「データ管理ツール」が含まれていることからも、企業の持つデータを活用して新しいビジネスを生み出そうとする段階に来ていると感じます。
日本においてはまだ、DXを業務の効率化などの既存事業の延長線上としてしか捉えられていないのではないかと感じます。